フロントエンドとバックエンドとは?プログラミング言語の違い

Webシステムは、クライアント側の処理を行うフロントエンドと、サーバー側の処理を行うバックエンドに分かれています。

フロントエンドとバックエンドの違いは、Webシステムの基本中の基本です。

初心者だと、フロントエンドとバックエンドを混同した質問をする人が実際います。

ストレートに言うと、職場でそのレベルの質問をすると、勉強不足だと悪い印象を持たれてしまいます。

ここで、フロントエンドとバックエンドの違いをしっかり理解しましょう!

目次

フロントエンドとバックエンドの役割

フロントエンドとは、ユーザーの目に触れるWebブラウザ側の処理のことです。

フロントエンドは、クライアントサイドとも呼ばれます。

Webブラウザ上で、ユーザーの入力やボタン操作などのインターフェース処理や入力情報のサーバーへの送信処理などを行います。

バックエンドは、ユーザーの目に見えないWebサーバー側の処理のことです。

バックエンドは、サーバーサイドとも呼ばれます。

Webサーバー上で、ブラウザから送信された情報のデータ処理やレスポンス処理、データベース処理などを行います。

つまり、Webシステムがフロントエンドとバックエンドに分かれる理由は、ブラウザで行う処理(フロントエンド)とサーバーで行う処理(バックエンド)が必要となるからなのです。

ブラウザで動く言語はJavaScriptだけで、サーバーでの処理に適した言語はPHPや本格言語のJavaなどのため、フロントエンドとバックエンドとでスキルも変わります。

最近は、Node.jsというJavaScriptをサーバーで動かすフレームワークが誕生し、フロントエンドもバックエンドもJavaScriptで開発できるようになりました。

フロントエンドのプログラミング言語

フロントエンドの開発で使用されるプログラミング言語はJavaScriptだけです。

最近では、TypeScript という言語も使われるようになってきていますが、これはコンパイルするとJavaScriptコードになるもので、JavaScriptの進化系のようなものです。

JavaScriptは元々、HTML&CSSで構築されたWebページに簡単な動きを付けるために使用されていました。

しかし、近年、Webアプリの需要が高まり、複雑な機能をもったWebページが求められるようになりました。

JavaScriptは文法が緩いため、短い処理をサクッと書く分にはいいのですが、大規模開発となると使いにくい言語なのです。

そこで、JavaScriptの弱点を改善した上位互換のTypeScriptが誕生したのです。

初心者はどれから勉強する?

初心者はまず、JavaScriptから勉強するといいでしょう。

JavaScriptは、文法や使い方が簡単なので、気軽に学習することができます。

まずは、JavaScriptの文法をしっかりマスターすることが大事です。

また、文法がマスターできたら、HTML&CSS&JavaScriptでブログなどの静的なWebサイトを作って、公開してみましょう。

レンタルサーバーを利用すれば、初心者でもWebサイトを公開して運営することができます。

実際に運営することで、SEOなどのWeb関係の周辺知識も身についていきます。

また、公開したサイトは、就職活動やフリーランスの営業で、ポートフォリオとして活用することもできます。

JavaScriptをマスターできたら、次はフレームワークを使えるようになりましょう。

簡単なプログラムを作るなら素のJavaScriptでもいいですが、複雑なものは作れません。

本格的な開発では、フレームワークを使うので、フレームワークの使い方を知っておいた方がいいでしょう。

フレームワークには流行がありますが、現在のトレンドは、React.jsやVue.jsです。

大規模開発に興味がある人は、JavaScriptからステップアップする形で、TypeScriptを勉強するといいでしょう。

TypeScriptの文法は、JavaScriptとほぼ同じなので、JavaScriptの知識が無駄になることはありません。

React.jsやVue.jsは、TypeScriptでも利用することができます。

バックエンドのプログラミング言語

バックエンドの開発で使用される主なプログラミング言語には、PHP、Java、Perlなどがあります。

最近では、バックエンド開発のフレームワークを利用する形で、JavaScript(フレームワーク:Node.js)、Ruby(フレームワーク:Ruby on Rails)、Python(フレームワーク:Django)も使用されます。

初心者はどれから勉強する?

初心者にオススメのバックエンドの言語は、PHPです。

PHPは、初心者でも習得しやすい言語であり、開発案件が多いというメリットもあります。

PHPは、エックスサーバーなどのレンタルサーバーで動かすことができるので、自分が開発したWebシステムを実際に公開して試すことができます。

レンタルサーバーは、サーバーに関する専門知識がなくても利用でき、料金も安いので、初心者でも利用しやすいサーバーになります。

仮想のローカル環境で動かすだけでも勉強できますが、仮想の環境と実環境には違う部分があります。

実環境で、自主開発したWebシステムを運営することで、WebサーバーやSEOの知識も自然と身についていきます。

Web開発の実務ができるようになるには、プログラミング言語の知識だけでなく、Web関係の周辺知識も必要となるのです。

また、公開したWebサイトやWebアプリは、スキルをPRするポートフォリオとして利用できるというメリットもあります。

就職活動やフリーランスの営業活動において、履歴書やメールにポートフォリオのURLを記載しておけば、実際にWebサイトやWebアプリを見てもらうことができます。

システム開発では、資格よりも、使用できるプログラミング言語とフレームワーク、そして何をどのレベルで作れるかのアピールの方が重要なのです。

PHPの文法をマスターしたら、次はフレームワークを勉強しましょう。

素のPHPで一からWebシステムを構築するのはとても難しいことなので、初心者だと無理と言っていいでしょう。

フレームワークを利用すれば、初心者でもWebシステムを構築することができます。

オススメのフレームワークは、Laravelです。

Laravelは多機能でありながら、初心者でも習得しやすいフレームワークです。

実際の開発でも、Laravelを利用するプロジェクトは多いため、習得するメリットが大きいです。

JavaやNode.jsは、レンタルサーバーで動かすことはできません。

これらの言語を動かせるのは、クラウドサーバーやVPSサーバーですが、これらを利用するには専門知識が必要となり、料金も高いです。

JavaやJavaScript(Node.js)の文法は、PHPと似ているため、PHPの知識は無駄になりません。

PHPでのバックエンド開発をマスターしてから、ステップアップする形で勉強するといいでしょう。

まとめ

フロントエンドとバックエンドの違いと、使用するプログラミング言語について、解説しました。

クライアント側の処理を行うのがフロントエンド、サーバー側の処理を行うのがバックエンドです。

初心者は、フロントエンドはJavaScriptから、バックエンドはPHPから勉強するといいでしょう。

Web系は技術の進歩が速いですが、基本的な仕組みは変わらないため、フロントエンドとバックエンドの違いをしっかり理解しましょう。

また、フレームワークも流行り廃りがありますが、基本となるプログラミング言語の知識をしっかり身につけることが大事です。